「アクも旨味」説を信じています(写真:サイゾーウーマン)
緑色の何かが練り込まれた鶏つくね(写真:サイゾーウーマン)

 ここからは、一心不乱に豚ロースや野菜を茹でては食べていきます。

 まず、肉と野菜を「ポン酢+ねぎ+もみじおろし」にくぐらせていただくと、安定のおいしさ!

 個人的にはしゃぶ葉のポン酢に物足りなさを感じているので、味がしっかりとしたしゃぶ菜のポン酢のほうが好みでした。

もはや中華の一品料理(写真:サイゾーウーマン)

 次に豆腐と野菜を「麻辣醤+生姜」につけていただくと、もはや麻婆豆腐! しゃぶしゃぶとは別の料理を食べているようで、お得感があります。

パクチー&水菜を肉でくるみます(写真:サイゾーウーマン)

 続いては自作した「パクチー&水菜+ごまだれ+ピーナッツ」に挑戦。「牛骨塩レモンだし」で茹でた豚ロースで「パクチー&水菜」をくるんでいただくと、レモン、パクチー、ピーナッツの香りで口の中がたちまちタイ気分!

 この組み合わせが最高で、気が付けばポン酢そっちのけで「パクチー&水菜+ごまだれ+ピーナッツ」でばかり食べていた筆者。

 このワールドワイドな食事体験に、「私は本当にしゃぶしゃぶを食べているのか?」と不思議な気持ちになりました。

【しゃぶ菜】薬味が楽しすぎたが、ほぼ【しゃぶ葉】!

 今回の食事で感じたことは、主に3つです。

(1)サービス内容は“ほぼしゃぶ葉”
(2)たれは3種類だけだが、薬味のラインアップが楽しい
(3)一番安いコースでも、薬味を変えれば飽き知らず

 しゃぶ葉にしか行ったことがない筆者は、しゃぶ菜の薬味に大興奮! 個人的には期間限定の「牛骨塩レモンだし」と「パクチー&水菜+ごまだれ+ピーナッツ」の組み合わせが最高だったので、パクチー好きの方はぜひ「牛骨塩レモンだし」があるうちに行っていただきたいです。

 また、店内のオペレーションや店員さんの接客も気持ちよく、マイナス面は見当りませんでした。むしろ、しゃぶ葉のように備え付けのタブレットから注文するよりも、客全員が自分のスマホからさくっと注文できるので、その点はしゃぶ菜のほうが便利に感じました。