ムスクとは?
香水の中には、「ムスク」というのがあるのをご存知でしょうか。まず、ムスクとは、動物由来の香り成分から作られる香料の一種です。昔はジャコウジカの臭腺から取られていたそうですが、今は合成香料が主流です。
ムスクの香りは、甘く温かみがあり、どこかセクシャルで魅力的な雰囲気を持っています。楊貴妃も愛用していたと言われ、昔は媚薬として使われていたほどモテる香水として人気だったようです。ゆっくりと余裕をもって香るというところに、色気を感じるのかもしれませんね。
香水の付け方◎香水を付けるタイミング
それでは、香水を付けるタイミングはいつがいいのでしょうか。多くの場合、香ってほしいと思うタイミングの30分前には香水を付けたほうがいいと言われています。
香水を付けてすぐの香りは「トップノート」と言われています。この時の香りは、スプレータイプであれば肌や洋服についたばかりの状態で、まだ馴染んでいません。また香水に含まれるアルコールの成分の香りが強いことがあるそうです。
香水を付けて30分を過ぎたあたりからの香りは「ミドルノート」と呼ばれています。このミドルノートで香る香りが、もっともきれいな香りだと言われます。
その後、3時間をすぎたあたりからの香りを「ライトノート」と言います。香りの余韻とも言われる時間です。長く香りの続く香水もありますが、このあたりから香りはほとんど感じられなくなります。気になる人は、香りをプラスしたい時間ですね。