◆子どもの動画視聴が悪にならない場合もある
それでは次に、子どもの動画視聴は本当に悪なのか? という点について考えてみましょう。
結論から言いますと、私は大概において問題視する問題はないと考えています。例えば、このようなシーンを想像してみてください。
ママ友や仲良し家族が集まるような食事シーン。親同士がお酒を飲みながら子どもの存在を忘れて盛り上がっているとしたら、子ども達は大人の状況に仕方なく合わせている可能性があります。
そしてもう一つ、注文したメニューを待つ間に「騒ぐな」と言われている場合、静かに好奇心の満たすために動画を楽しんでいる可能性があります。
つまり、子ども達が主体性を発揮するような場面ではなく、我慢や不快感、退屈さを感じる状況において、動画を視ることは決して悪ではないと思うのです。