食事中の動画は、本当に悪なのか?
こんにちは、食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、「一生モノの能力を養う食育(※)」について様々な実践法を提案しています。
※「真の食育は、認知能力(いわゆる知力・学力)と非認知能力(意欲、自信、忍耐、自立、自制、協調など生きる力のこと)を両方高めることができる」という信念のもと、無理がなく楽しい食育法を実践、提案しています。
最近、子どもがレストランでスマホ動画やゲームを楽しんでいるシーンに出くわすことがあります。みなさんはこのような場面を見て、どう感じますか?
実際にママやパパの気持ちを聞いてみると、「本当はよくないんだけど、静かにさせるために……」、「やめさせたいけど、なかなかやめてくれない」といった声があがってきます。
私も小学2年生の男の子を育てる母親として、悩む気持ちもよくわかります。でもこれ、本当に悪いことなのでしょうか?
そこで今回は、食事中の動画視聴の是非について考えてみたいと思います。海外事情や食育の観点をふまえ、これはマズイ! と判断するためのポイントも検討してみました。