◆SNSで彼をくまなくチェック
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そもそも、もうサークルを辞めていたからみんなとのリアルな関係はほとんどなかった。ネットでは一応つながっていたものの、そもそも頻繁なやりとりはなかったが、優斗のFacebookでの存在を知ってからは、彼とつながっている友達の投稿には一切いいねもコメントはしないようにしていた。自分の存在が目立たないように、なるべくひっそりとしていた。
「でもなんか心配でね。自分がそこにいると気づかれたらどうしようかって。なので、別のアドレスでFacebookにもうひとつのアカウントを作ったんですよ。顔写真はなしにして。そのアカウントでは、優斗と共通の知り合いとは一切つながらず、他の友達ともほとんどつながらず、自分が彼の投稿を見たいときだけ使うようにしていました。
すると彼、インスタやツイッター、クラブハウスなど、いろんなSNSを使うようになっていったんです。超有名な海外の経営者とのパーティー、フランスでの大学の学びなどについて、ステイタス感あふれる投稿が続きました」