主演の伊藤とは、連続ドラマ『西遊記』(フジテレビ系、06年放送)で共演経験があり、撮影現場では懐かしい思い出話も飛び出したとか。番組公式サイトのドラマページでは、久しぶりの『24時間テレビ』出演について、「久々に参加できて嬉しいです!しかも欽ちゃんのドラマの中で、ご一緒したことのある伊藤淳史君との共演、すごく嬉しいですね」と語っている。

 また、「参加できてない時もテレビの前で見るという形で応援させてもらっていましたが、今回は参加できて本当にうれしいので、たくさんの人に見てもらいたいと思います」と、視聴者に向けてメッセージを送っていた。

『24時間テレビ』、20年放送企画で“SMAPメンバー排除”に怒りの声

 ところが、こうした香取の思いとは逆に、SNS上のファンたちはドラマ出演を素直に喜べない心境の様子。

 SMAPは1995年に旧ジャニーズ事務所(現・STARTO ENTERTAINMENT)所属グループで初めて『24時間テレビ』のパーソナリティに就任し、元メンバー・森且行(96年5月に脱退)を含む6人時代のSMAPが出演した。

 05年には草なぎ&香取の2人がメインパーソナリティーを任され、平均視聴率は19.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高数字を獲得するほど番組に貢献したが、それ以降、同番組にSMAPの元メンバーが映ることはなかった。

 ファン間で特に騒がれたのは、20年8月放送の『24時間テレビ43』。旧ジャニーズから、井ノ原快彦(当時はV6)、NEWS・増田貴久、北山宏光(当時はKis-My-Ft2)、ジャニーズWEST(現・WEST.)の重岡大毅、岸優太(当時はKing&Prince)の5人がメインパーソナリティーを担当した。

「22日深夜にオンエアされた『日テレ系伝説の映像解禁100連発~もう一度見たいドラマ&バラエティー~』というコーナーでは、これまで同番組のパーソナリティを務めてきた旧ジャニーズグループ9組の『初パーソナリティ映像』を紹介するシーンがあったんです。しかし、事務所を退所したタレントは映らず、現役組だけをまとめたVTRになっていました。そのためSMAPの元メンバーは木村拓哉のみの歌唱映像を流すなど、露骨に他メンバーを排除していたんです」(同)