◆挙句の果てに逆ギレされた!

悩む女性
「こんな失礼な人たちに使う時間がもったいない」そう思った奈美さんは「正直に言いますけど、私は子どもを持つ気はまったくないんですよね。だから、孫は産めないです」と義人さんらに伝え、様子を見ることに。

 すると、義人さんは「子どもは好きって言うのは嘘だったの? 騙したんだね」と怒り、彼のお母さんは「嘘を言って息子をおびき出すなんて、信じられない。どういう根性してるの? あなたみたいな人、こちらからお断りです」と激怒。

 2人はそのまま席を立ち、帰って行きました。

「ちゃっかりお会計の伝票を置いていき、私に払わせるところもクズだなと思いました。あんな思い、二度としたくない。マッチングアプリを使うのが怖くなりました」

 パートナーとの将来設計は互いに話し合って描いていくからこそ、価値があるもの。トンデモな親子に遭遇した奈美さんには母親を初デートに連れてこず、一方的な未来図を押し付けない男性との出会いが訪れてほしいものです。

<取材・文/古川諭香>

【古川諭香】

愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291