◆離婚を申し出たところ、彼の態度に驚愕

男女が喧嘩をする様子
 この一件を機に、晴香さんは離婚を要求。和博さんは驚くほどすんなり、離婚を受け入れました。その態度を見て、晴香さんは夫にとって自分が重要な人間ではないことを再確認したそう。

「離婚の話が出た段階で、夫は『早く彼女作ろっと』と口にしていて苛立ちました。犬が大事なら、結婚せずに愛犬とずっと一緒に暮らしていけばいいのに」

 動物を愛し、想うことはもちろん尊いこと。しかし、パートナーの犠牲ありきなかわいがり方は関係が破綻した時、十分な暮らしをさせてあげられない可能性があるため、動物にとっても良いものではありません。

 新しい彼女を追い求め、婚活をし続けているという和博さんには愛犬の愛し方、人との向き合い方を見つめ直してほしいものですね。

<取材・文/古川諭香>

【古川諭香】

愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291