◆愛犬家な彼とマッチングして“犬好き婚”

 2人の出会いは、マッチングアプリ。プードルと暮らしていた晴香さんはアプリ内の犬好き仲間を募るコミュニティに参加し、和博さんとマッチング。共にプードルと暮らしていることから話が盛り上がり、交際がスタートしました。

「ドッグランデートをしたり、犬連れで行けるカフェを探したりと、愛犬家だからできるデートが楽しめて嬉しかったです」

 2人は、交際開始から半年でスピード婚。互いに実家暮らしだったことから、ペット可のアパートを探し、新婚生活をスタートさせることになりました。

 しかし、アパート選びの時、些細な違和感が。晴香さんは月収22万円と、それほど贅沢できる給与ではなかったことから、築年数が古く、賃料が安いペット可アパートでの暮らしを望んでいました。

 しかし、和博さんは猛反対。「そんなボロいところで、うちの子を暮らさせるのは嫌だ」と言い、築3年と、比較的新しいペット可のアパートを勝手に契約してきてしまいました。

「夫も高給取りではなく、月収は18万円。なのに、契約したペット可アパートは月9万円の家賃。明らかに自分たちの身の丈には合っていないと思いました」