◆フランス人と日本人の恋愛事情
本書を読んで私が驚愕したのが、「サムライ」に「ゲイシャガール」。これらは、未だに日本人につきまとうイメージのひとつだというのです。
余談ですが、私は30年前イギリスに留学していました。当時「日本女性は、自己主張せず、従順で、男性を立てて、いつも微笑みを浮かべ、『ノー』と言わず、白人男性に弱い」と思われていました。が、30年経過してもこのイメージが不変だとは、驚愕するしかありません。「フランス男の口のうまいこと!」と本書にありますが、こちらも時代に関係なく不変なようです。
次いでこれも永遠の謎、「日本人女性は海外でモテるのか?」問題。本書いわく、男性の注意を引きつける理由があるといいます。それは日本人に限らずアジア人女性につきまとう「男性に快楽を与える秘訣を持っている」というイメージ。つまりモテるのとは違うのです。ただフランス人と日本人のカップルもいますので、どう発展するかはお互いのコミュニケーションと運命の成せる技と言えそうですね。