9月には、大阪府・守口第二、埼玉県・南浦和、兵庫県・夙川、千葉県・柏の4校の開校を予定。今後さらに展開を加速していく方針だという。

挑戦したくなるステップをたくさん用意

「LUMO」では、子どもの特徴を運動とカウンセリングでチェックし、発達段階の見通しを保護者に伝えてくれる。

Photo:田野英知氏

成長への一歩を踏み出すために、家庭というコンフォートゾーンからラーニングゾーン(学びの場)へ踏み出すことが必要であるとし、初めは泣いてしまっても、徐々に楽しさを感じ、挑戦したくなるステップをたくさん用意している。

LUMOの提供する運動プログラムと伸ばす力

Photo:田野英知氏

片付けなどの手伝いに感謝の気持ちを伝え、友だちと仲良くすることはコミュニケーションの第一歩と考えている「LUMO」。マット運動前転・後転・側転ブリッジ・倒立では、様々な方向にカラダを動かすことにより、バランスをコントロールする力を養う。

Photo:田野英知氏

また、コントロールスキップ・ボールといった、足の裏、手の平を使うことで、鉛筆や箸を持つことなど、手を使う細かい動作につなげ、ジャンプパーグー・パーケン・ケンケン・跳び箱・縄跳びで、手の平、足裏、そしてカラダ全体の連動性を高めていく。

Photo:田野英知氏

チャレンジ上体起こし・手押し車・ぶら下がり・立ち幅跳び・腕立て伏せをして、手足・体幹に刺激を与えることによって、カラダの成長はもちろんのこと、脳への刺激、そして神経の発達を促すのもポイント。身体の各部位に対し、様々な動かし方をすることで、カラダの使い方が上手になりできることが増え、自信につながり、チャレンジ精神が生まれるという。

さらに「LUMO」では、集団の療育で自立を目指したり、心身ともにたくましさを身につけたり、運動療育を通して生活の困りごとを改善したりと、様々なことにチャレンジしている。