Photo:田野英知氏

Gotoschoolが、「あきらめを、チャレンジに」「眠れる可能性の顕在化」をモットーに全国展開する「子ども運動教室 LUMO(ルーモ)」が、8月1日(木)時点で20校舎に拡大された。

目標は子どもたちの持つ可能性を顕在化させること

周囲とのコミュニケーションが上手にはかれない、発達が遅い、感情を抑えることが苦手など、いわゆる発達障がい、グレーゾーンと診断される子どもの数が増えている昨今。今年1月時点の療育手帳交付台帳登載数124万9,939人と、前年度から36,876人増えていると厚生労働省によって発表された(※)。

児童福祉領域では、発達障がいと言われる特性について未解明である部分が多く、解決策に困窮している現状も。さらに、症状の社会的認知が急激に進み発達トラブルに悩む子どもが増えているという。

「集団生活やお友達とのコミュニケーションが苦手」「癇癪が多い」「長時間座っていられない」などの悩みによって、様々なことを「あきらめ」てしまう事例も多いようだ。

Gotoschoolは、そうやってあきらめてしまった様々な困りごとをチャレンジに変え、発達障がいのある人が持つ可能性を伸ばしていくサポートができればと「子ども運動教室LUMO」のメソッドを作成。

運動療育だけでなく、アートやプログラミングなど、様々な分野で子どもたちの持つ可能性を顕在化させることを目標としている。

「成⻑を実感できる場」を創出


「子ども運動教室 LUMO(以下、LUMO)」は、児童福祉法に基づく児童発達支援、放課後等デイサービスの機能を持つ運動療育施設。これまで、発達にトラブルがある子どもたちに、医師監修のもと、原始反射の統合を通じて成⻑に蓋をしている脳の未発達領域を活性化できる独自の運動プログラムを提供し、利用する子どもや、保護者が「成⻑を実感できる場」を創出してきた。

2020年10月に創業、2021年3月に第1号店となる「子ども運動教室LUMO 武庫之荘校」を開校して以来、着実に校舎を増やし、現在会員児童数は約930名に。保育士や臨床心理師、看護師などの有資格者を擁するスタッフも125名となった。