シリーズ⑥エルメス初のファスナーバッグ「ボリード」

憧れのブランド HERMES(エルメス)の魅力を徹底調査!人気のバッグをご紹介!
(画像=Pinterest、『Sorte plus』より引用)

ボリードは世界初のファスナー付きバッグとして1923年に誕生したモデルです。当時のエルメスが、自動車の幌を留めるファスナーからインスピレーションを得たのをきっかけに、その特許を買い取りバッグに応用したことでボリードが作られました。

ちなみに、当時はボリードではなく「ブガッティ」という名前で発売されました。これは、フランスの高級車であるブガッティのラジエーターの形状とバッグのフォルムが似ていることから、この名前が付けられました。

しかし、半楕円形をしたバッグが多く販売されるうちに、これらのバッグを総称して「ブガッティ型」と呼ばれるようになり、差別化を図るためにレーシングカーの「ボリード」という名前に変更されました。

当時画期的であったファスナー付きのバッグは、開閉が楽に行えるうえにバッグの中身が飛び出さないというメリットがあったため、非常に注目を集めました。また、丸みを帯びた可愛らしいデザインも多くの女性から支持を受け、現在でもバーキンやケリーに次ぐ人気アイテムとなっています。

シリーズ⑦斜めがけバーキンとも呼ばれる「ジプシエール」

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(画像=HERMES、『Sorte plus』より引用)

バーキンのデザインと斜めがけショルダーバッグとしての機能を融合させた、人気モデルです。馬具をイメージしたエルメスの代名詞とも言えるクロアやターンロックキーが備えられており、最高品質の革で高級感をまといます。

一見容量がないように思われる外見ですが、マチ幅が広いためしっかりとした収納力も持ちます。また、内ポケットにもファスナー付きの大きめポケットとマチ付きのスモールポケットが2つ付けられているため、バッグ内で持ち物を整理したい際にも便利でしょう。

シリーズ⑧フォルムがかわいい「ピタコン」

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(画像=Pinterest、『Sorte plus』より引用)

ピコタンは、馬や牛にエサを与えるための袋が由来になったモデルです。一度に大量のエサを運べるよう大容量となっており、四角形の大きめフォルムが特徴です。

口が大きくガバッと開くためセキュリティ面での心配が疑問視され、現在は鍵付きのフラップが付いたピコタンロックというモデルが主流となっています。

シリーズ⑨リバーシブルのレザーバッグ「ドゥブル・サンス」

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(画像=Pinterest、『Sorte plus』より引用)

リバーシブルで2つのカラーを楽しむことができる、新感覚のトートバッグモデルです。リバーシブルのバッグと聞くと、薄めのぺらっとした素材というイメージがあるかもしれませんが、このモデルはエルメスらしく上質な本革を両面に使用しているため、高級感さえ漂います。

基本的にはライトカラーとダークカラーの組み合わせになっているため、ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも使用することができる実用性の高いアイテムです。

シリーズ⑩Hの金具が印象的な「コンスタンス」

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(画像=Pinterest、『Sorte plus』より引用)

エルメスの正統派ショルダーバッグとして人気のある、フォーマルかつエレガントなモデルです。ショルダーストラップには調節機能が付いており、そのままショルダーバッグとして斜めがけや肩掛けでカジュアルに使用することも、2重にしてワンショルダーでフォーマルに使用することもできます。

また、中央に大きくあしらったHのロゴ金具もエルメスとしては珍しく、高級感のある雰囲気や女性としての強さを持った印象が人気の秘訣でもあります。