喜多方にある三ノ倉高原は、冬はスキー場で人気のスポット。そのゲレンデを使用した花畑は、傾斜地にひまわりが咲く独特の景観と、8月下旬頃まで楽しめるのが特徴です。黄色に染まる高原の夏を福島で過ごしてみませんか?駐車場情報も。

三ノ倉(さんのくら)高原とは?

福島県喜多方市の三ノ倉山に位置する高原で、冬場は「日本一空いているスキー場」をキャッチコピーにしているスキー場です。そのゲレンデと隣接する、牧場跡8ヘクタールと東京ドーム2個分にも及ぶ敷地に、約250万本のひまわりが咲き誇ります。2012年から始まったひまわり畑は、年を追うごとに人気が高まり、2018年には、11万2,000人もの人が訪れたそうです。

敷地内の花畑は4か所

三ノ倉高原のひまわり畑は、冬場はスキー場という広大さを活かし、花畑を大きく4エリアに分けています。場所と例年の開花状況、近い駐車場を、記載しておきますので、参考にしてください。

  • 8月上旬開花:花畑展望台西部:第2駐車場
  • 8月上旬開花:花畑展望台南部:第1駐車場
  • 8月中旬開花:くらら南部:第2駐車場
  • 8月下旬開花:くらら西部:第2駐車場

花畑展望台西部と南部は、少し小さめ、くらら南部と西部は大きめの花畑になります。開花時期が少しづつ、ずれるので、ひまわりを長く楽しめます。

くらら西部には、見晴らしの丘があり、「幸福の鐘」が設置されているので、願いを込めて鐘を鳴らすのも良いですね。会津盆地を一望できる丘からは、黄色い絨毯も眼下に広がり、自然の織りなす絶景に感動です。

駐車場情報

三ノ倉高原の駐車場は3か所あります。下から順に、第1、第2、第3駐車場と上に登っていくようになります。花畑の開花状況によって、近くの駐車場に停めるようになりますが、シーズン中は、交通整理の係員さんがいるので指示に従いましょう。混雑が予想される週末やお盆期間中は、第1駐車場からシャトルバスが運行予定です。

ひまわりシーズンにはフェスタ開催

例年8月初旬から9月初旬ごろまで楽しめるひまわり畑。その開花状況に合わせて、ジャズバンドやミニコンサート、アート体験など、様々なイベントが開催されます。

また、くらら西部の入り口に建つ山小屋くららには、トイレや休憩スペースの他、軽食を頂けるフードコートもあります。フェスタ開催中は、山小屋周辺でも、物産品等の販売が行われていました。

ひまわり畑を楽しむための注意点

花畑の近くには、養蜂箱が設置されているので、蜂が多めです。アブもいます。虫よけスプレーをするなど予防をお勧めします。ご存知の方も多いかと思いますが、黒っぽい服装や、香水は蜂に狙われやすいので控えた方が良いですね。

花畑はスキー場なので、傾斜地が多くあります。安全と花畑の保全もかねて、ヒールやサンダルはお勧めしません。歩きやすい靴がおすすめです。