レモンを使ったイタリアのリキュール「リモンチェッロ」は、すっきりした味わいと爽やかな甘みが魅力。リモンチェッロを使ったカクテルのレシピをご紹介します。夏バテや美肌にも効果のあるリモンチェッロで、お仕事終わりや休日のお酒の時間を楽しく過ごしましょう♪
リモンチェッロの基本情報4つ!
レモンを使ったイタリアのリキュール「リモンチェッロ」について、まずは基本的なお話から入っていきます。
①原産はイタリアのコッポ社
リモンチェッロの主な原産はイタリア・ピエモンテにあるコッポ社。創業から120年以上もの歴史を誇るワイナリーです。自然を利用して作られたコッポ社のワインセラーは、世界遺産にもノミネートされています。
②レモンの町アマルフィでは定番の食前・食後酒
南イタリアにあるアマルフィという町はレモンで有名です。海岸の気候と太陽の光が育んだレモンは、ジューシーで豊かな風味いっぱい。ビタミンと旨味のつまった皮はレモンチェッロに使われ、食前酒や食後酒としてアマルフィの人たちに愛されています。
③アルコール度数は約30%
リモンチェッロの気になるアルコール度数は約30%程度。レモンの皮を純度の高いアルコールに漬け込んでいるので、リモンチェッロ自体はかなりの度数です。
ただリモンチェッロは炭酸などで割っても美味しいお酒。他の飲み物とミックスすることで、度数を下げて飲みやすくできますよ♪
④さっぱりとした口当たり
リモンチェッロはほどよい甘みとレモンのさわやかな風味、そしてレモン皮のほろ苦さが魅力のリキュールです。
ストレートだと若干甘さやアルコール感が気になる方もいるかもしれません。口当たりがさっぱりしているので、暑い時期のロックやソーダ割はグラスがどんどん進むのではないでしょうか。
クリームタイプのクレーマ・ディ・リモンチェッロとは?
リモンチェッロのクリームタイプ「クレーマ・ディ・リモンチェッロ」は、製造の際に水の代わりに牛乳やクリームを使ったリモンチェッロです。
まろやかな口当たりとさっぱりした香りは、食後のリラックスタイムにピッタリ。ストレートやホットで、またアイスクリームにかけたりして味わってみてくださいね。
リモンチェッロを飲む3つのメリット
レモンに含まれる成分がギュッとつまったリモンチェッロは、身体にも嬉しい点がたくさんあります。リモンチェッロを飲むメリットを知って、賢くお酒を楽しみましょう。
①夏バテ防止
レモンや梅干しなどの酸っぱい食べ物にはクエン酸が含まれており、免疫力アップや疲労回復に効果があると言われています。
夏バテ防止に梅干しを食べたり、学生時代の運動部でレモンのはちみつ漬けを食べたりした経験のある方もいるでしょう。またレモンはビタミンCや抗酸化成分も入っているので、夏バテ防止にピッタリの食べ物です。
②風邪の予防
またレモンはビタミンCが多く含まれているので風邪の予防にもおすすめです。
レモンといえば爽やかな夏のイメージを持つ方も多いでしょうが、寒い時期のホットレモンやレモネードも味わい深いですね。
抗酸化や抗ストレス効果もあるので、風邪に負けない心と身体を作りたい時のお酒に、ぜひリモンチェッロをチョイスしてみてください。
③美肌効果
リモンチェッロに豊富に含まれるビタミンCはコラーゲンの働きに大きく関わっており、肌のハリ強化やシミ予防などの効果があると言われています。コスメや美肌サプリにビタミンCが含まれているのを、目にした方もいるでしょう。
身体にも肌にも良くてしかも美味しいリモンチェッロは、うれしい要素が満載のお酒ですね!
リモンチェッロのシンプルな飲み方3選!
ここからはリモンチェッロの美味しい飲み方をご紹介します。まずはリモンチェッロをダイレクトに味わう、定番の方法3種類です。
①ロック
すっきり飲みたい方におすすめなのがロックです。冷たくさっぱりと飲めるだけでなく、氷が溶けるにつれて味わいが変化していくのもロックで飲む大きな魅力。
また冷やすとアルコールの香りが弱くなるので、お酒のキツい感じが苦手な方はロックで挑戦してみるのも良いでしょう。
②ストレート
リモンチェッロの味わいをいちばん強く感じられる、本場イタリアでは定番の飲み方です。お酒に強い方や濃い味が好きな方はぜひ試してみて下さい。寒い時期にストレートでちびちび飲めば、身体が内側からじわじわ暖まりますよ。
③水割り
お酒に強くない方や甘い飲み物が苦手な方は、水割りにしてみてはいかがでしょう。すっきりした味わいで、食後やお風呂上がりの1杯にピッタリですよ。