まるで地底で目覚めた巨大神殿のような大谷資料館や、名画が飾られている空間まで再現した大塚国際美術館、魅惑の青さをもつ青池など、夏の一人旅にもってこいの、国内のおすすめ観光スポットをご紹介します。
1.大谷資料館(栃木)
つい最近まで一般の人の目に触れることなく“未知なる空間”と呼ばれた大谷石の地下採掘場跡。地下30mの場所に、約2万㎡という野球場がすっぽり入ってしまう広さの一部を一般公開しています。一年を通して平均気温10度前後に保たれているので、夏の一人旅先にもってこいのスポットです。
ライトで照らし出されたそこは幻想的な世界が広がり、まるで地底で目覚めた巨大神殿のよう。B’zや三代目J Soul Brothers、JUJUなどのPV撮影をはじめ、さまざまなロケ地としても利用されています。
2.大塚国際美術館(徳島)
ポカリスエットで有名な大塚グループが設立した、日本最大級の常設展示スペース(約3万㎡)を持つ美術館。鑑賞ルートは約4kmにもおよび、1日いても見切れないほど!暑い夏には丸一日美術館にこもって、涼しい環境でアートを堪能するのも良いですね。
展示されているのは、陶器の大きな板に原画に忠実な色彩・大きさで作品を再現した陶板名画。ゴッホの『ヒマワリ』やレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』、クロード・モネの『モネの大睡蓮』をはじめ世界25カ国190余りの美術館が所蔵する名画1,000余点を、特殊技術によって陶板で原寸大に再現し展示しています。
特徴のひとつに、名画が飾られている空間や環境を丸ごと再現している点があります。大きさや部屋の広さ、光の当て方まで細部にわたって再現し、まるでその土地に行ったかのような臨場感が味わえます。
館内には2つのカフェ、1つのレストランも併設。別館1階の「レストラン ガーデン」では、鳴門の特産品を使ったレギュラーメニューのほか、期間限定メニューのランチセットも楽しめます。そしてゴッホのファーストネームから名付けた「カフェ フィンセント」では、軽食を中心にいただくことができます。マグカップやお手拭き、プリンにも、ゴッホの顔が描かれていますよ。