ひときたしゃべるfootcare事業部は、高齢者ケアにおけるフットケア、健康の保持増進に向けたフットケア、子どものうちからの正しい足の爪の切り方などを習慣化するためのフットケアを学ぶことを目的とした講座「footcaregiverBASIC講座」の実技演習を、8月24日(土)・25日(日)に東京で初開講する。
この実技演習は、これまで仙台・福島・群馬・熊本で開講され、20~60代の介護士や看護師をはじめ、それ以外の職種の人が興味関心をもって受講している。
フットケアのスペシャリストを各地で育成
「footcaregiverBASIC講座」は、Zoomを用いたリモート講義と対面による演習で学べる講座。
足の爪の切り方、整え方、靴への基礎知識などを学べる専門性の高い講義および実技演習を実施している。
同講座では、受講生が時間と費用をかけずにフットケアの実技演習が受講できるよう、各地の介護事業所などの協力のもと実技演習が開講されている。超高齢社会の今、加齢に伴う視力・握力の低下、手が届かないなどの理由から、足先の洗浄や足の爪切りが難しい高齢者は少なくない。また、単身世帯数増加に比例し、足の爪切りを頼める同居家族がいない高齢者も増えているそう。
同団体のミッションは、そういった人々のサポート役になるフットケアのスペシャリストを全国各地で育成することにより、地域共生社会に貢献していくこと。実技演習は、これまで仙台・群馬・福島・熊本で開講されてきたが、今回東京で初開講となる。
特別講義では医師からも学べる
「footcaregiverBASIC講座」の特長のひとつは、全国各地の介護事業書などで実技演習が受講できること。
同団体は、受講生の居住地域の近くで気軽にフットケアの実技について学べる体制をより強固なものにしていくことで、より早く足のケアを必要としている高齢者にケアが届くようにしていくという。