◆「安いから」だけで買ってはいけない

「セール」、これほど魅力的な言葉って、そうそうありませんよね。

中でも私・ひぐちが弱かったのは、「閉店セール」!

大学生の頃、雑貨屋さんの閉店セールに出くわした私は、「全品90パーセントオフ」という超弩級の煽り文句に釣られて、「こんな機会なかなかないから、何か買わないと損!」とばかりに、フェルトでできたブローチやら、オリジナルプリントのエコバッグやら、こまごましたものを大量に買ってしまいました。

そして案の定持て余し、収納ボックス送りに……。

セール
写真はイメージです(以下同じ)
どうしてこうなってしまったかというと、買った理由が「安いから」の一点だったから。

値札ばかりを見て、もの自体をちゃんと見てあげないと、満足のいく買い物はできませんよね。

セールの表示を見かけるたびに、「こんなに安いなんて、何か買わないと損!」と思っていたけれど、よく考えてみると、定価で売っていたら買わなかったものにお金と収納スペースを使う方が、圧倒的に損していますよね……。(自分で言っておいて、グサッとくる……!)

それに気づいてからは、セールの誘惑に負けないため、「安い! 欲しい!」と思うたびに、「これが定価で売っていても買う?」と、問いかけるようにしています。