◆選択肢を増やすことをしてみるといいかも

筆者「悔やむ気持ちがあるのは分かります。でも悔やんだところで、自分を責めてしまうだけ。自責はやめましょう!

だってお仕事を、自分が望む未来に向けてしっかりやってきたじゃないですか。麻衣さん自身のその努力を責めちゃダメです。だからこそ、人生で一番若い今、できることをしていきませんか?」

でも麻衣さんは、浮かない顔のまま。想いを紐解いていくと、「子どもがいないと、わたしの人生は完成しない」という依存的な考えでした。これまでずっと、何がなんでも結婚して子どもがいる未来を叶えると思ってきたのです。

筆者「子どもを持つことは諦めなくてもいいですが、選択肢を増やすことをしてみるといいかも。

世の中には子どもがいない夫婦の形も、たくさんあります。でも二人を楽しんでる夫婦も多いですよね。『子どもがいないと幸せじゃない』そんな風に思ってしまうなら、それは執着かも。『イケメンでハイスペの彼氏がいたら幸せ』そんな考えと同じ。

まだ手に入れていない『子ども』というピースがないと不幸せなんて、今の麻衣さんを認められていないということ。『あなたと一緒にいることが幸せ、子どもがいたらより幸せかもしれないけど、いなくても今が幸せ』そんな風に思ってくれる男性と夫婦になってほしいなと思います」