4.五家荘(熊本)

平家落人伝説が残る秘境地。九州中央山地の険しい山に囲まれ、自然豊かな景勝地としても知られます。特に紅葉の美しさは評判で、梅の木轟公園にある長さ116メートルの吊橋からは、深い谷が一面の紅葉で彩られる様子を眺められます。

5.黒尊渓谷(高知)

四万十川の支流である黒尊川沿いに広がる渓谷で、高知と愛媛の県境に位置しています。黒尊川は四万十川水系の中でも特に水質が良く、「平成の名水100選」にも選ばれている清流です。

四万十市の市街地から黒尊渓谷までは、車で約2時間ほど。最後は細い山道をしばらく走ってようやくたどり着くことができ、まさに秘境の雰囲気を醸し出しています。

新緑の時期や、紅葉に彩られる秋が特におすすめ。訪れる人もそこまで多くないため、独り占め気分で絶景を満喫できますよ。

6.東雲湖(北海道)

日本の秘境100選のひとつであり、北海道三大秘湖にも数えられている「東雲湖(しののめこ)」。道路が通っている他の2つの湖とは違い、徒歩のみでしか行くことができません。約1時間半以上の険しい道のりをこえた先には、まさに「秘湖」にふさわしい美しい姿を拝むことができます。

7.山犬嶽(徳島)

山犬嶽は標高997.6mの山。コケに覆われた岩群が目の間に広がり、まるで『もののけ姫』の世界のようだと話題です。近年その存在が徳島県以外の人にも知られるようになり、登山者が増えていますが、それでもアクセスがそれほどよくないため、まだまだ秘境的存在。一番の見頃は、梅雨から初夏にかけてです。

8.水晶淵(高知)

仁淀ブルーを堪能できる人気スポットのひとつ「安居渓谷」の中でも、最も綺麗なブルーが見られるスポット。

底が見えるほどの透明度とエメラルドグリーンの水は本当に美しく、高知の自然の豊かさを感じることができます。