◆友人の家に避難したが…

泣く女性
「このままだと自分の部屋を翔太にめちゃくちゃにされてしまうかもしれない」とも思いましたが、それでも今すぐここから逃げ出したいという強い衝動には勝てなかったそう。

「そして仲の良い女友達の家にかくまってもらい、愚痴を聞いてもらったらやっと少し落ち着くことができたんです」

亜紀さんが、翔太さんの裏切りの証拠を掴んでから部屋を飛び出すまでの時間は約30分程だったそう。そんな短い間に大好きだった彼のことを、同じ部屋にいるのもおぞましいとまで思うようになるなんて人生って何が起こるか分からないものだね、と友達と夜通し語り合いました。

「翌日、もし部屋に翔太が潜んでいたら怖いので、友達とその彼にも一緒に来てもらってクローゼットやベランダまでキャーキャー叫びながら確認して回りました。特に何かされた様子はなかったですが、翔太はここの鍵を持っているのでもうこの部屋に戻ることはできないと思いました」