◆彼女を信じられなくなってしまい…
次のデッサン教室の後、サキさんは彼女をお茶に誘います。かまをかけるように「彼から聞きました」と話したサキさん。
「するとマイさんは顔をこわばらせていました。それから『デッサン教室で知り合ったのは本当に偶然だったの。でもあなたのインスタを見て彼の今の彼女だと気がついたけど、元カノだとは言いづらくて…。今まで言えなくてごめんね』って」
サキさんは、それが嘘か本当か分からなくなってしまいました。
「今までの彼女の言動を思い返すと、やっぱりそれとなく彼との仲を拗らせようとしていた気がするんです。それに…よく考えたら最初から私にすごくフレンドリーだったのは、彼女だと知っていて私に近づくためだったのかな…とかも思えてきて…」
純粋に仲良くなったと思っていたサキさんは、裏切られたような気持ちになってしまいました。
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