◆救世主!ベテラン保育士さんが登場

ベビーカー・電車
「その時に助けてくれたのが、白髪の混じった髪で、薄い色の付いたサングラスをした60代くらいの女性でした。私のほうへ来て、『お母さん、大丈夫よ。元気なお子さんで嬉しいね』と声を掛けてくれたんです」

 さらに女性は、唯さんが折り畳んで持っていたベビーカーを広げて、そこに息子を乗せることを提案してくれたそう。

「電車ではベビーカーは折り畳むもの。折り畳まないと、周りの人に迷惑が掛かってしまうと思っていたので、そう言われたときは驚きましたね。でも、その通りにベビーカーを広げて息子を乗せると、息子の癇癪がピタッと止まったんです」

 その後の会話から、女性は長年保育園で保育士さんとして勤務していることが判明。さすが、保育のプロですね。