お墓参りには何を持って行く?

お墓参りは、ただ手を合わせるだけではなく、お掃除やお供えが必要になりますので、手ぶらで行くべきではありません。

お線香

『DRESSY』より引用
(画像=PhotoAC,『DRESSY』より引用)

お線香を持って行く時には、折れないように箱ごと、または線香筒などに入れて持参すると良いでしょう◎

お墓参り用で売っているリーズナブルなお線香もありますが、仏壇で使用しているお線香を持参してもかまいません。

お線香の香りは、仏様のご飯であるという考え方があります。

お線香の香りは気持ちを落ち着かせてくれ、場所や人を浄化してくれるものとなります。

最近は、たくさんの種類の線香が販売されていますので、故人が好きだった香りのお線香や好きだった色のお線香を選んでお供えしても良いでしょう。

お花

『DRESSY』より引用
(画像=PhotoAC,『DRESSY』より引用)

お花の種類には特に決まりはありませんので、故人が好きだったお花を持っていかれると良いでしょう。

一般的に生花となります。

気をつけることとしては、お花を前もって準備してしまうと、傷んだり、しぼんだりすることがあります。

できる限り、お墓参りの直前に購入されることをお勧めします◎

ちなみに、人気のあるお花は、菊などの傷みにくい、日持ちする仏花となります。

一般的に、お墓の花立ては対になっていますので、同じ束を2組準備します。

仏花などとも言われ、お花屋さんや、お盆のときにはスーパーなどでも売られています。

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『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

数珠は、仏教では大切な法具です。

仏教徒であれば、お墓参りの際は、数珠を持参されることをお勧めします。

本式の数珠は宗旨・宗派によって形や球数が異なり、扱い方も違いますが、基本的にはご自身の持たれている数珠を使って問題ありません。

各宗派で使用できる片手念珠(略式数珠)があると便利です。

数珠は、墓参りだけでなく、仏教での法要の時には必要な物となります。

また、持っているだけで魔除けとなりますので、日頃から持ち歩くと良いとされています。

お持ちでない場合は、お墓参りを機会に、準備されるのも良いでしょう。

仏教徒のシンボルといわれており、ご先祖さまへの功徳を何倍にもする力があるとされています。

それゆえ数珠を持ってお参りすることで、ご先祖さまへのよりよい供養ができるとされています。

ろうそく

『DRESSY』より引用
(画像=PhotoAC,『DRESSY』より引用)

持参するロウソクに決まりはありませんが、地域によっては命日や新盆は白ロウソクが良いとされているところもあるようですが、あまりこだわらないようでしたら、絵柄ののあるロウソクでお参りしても良いでしょう。

お供え物と下にしく半紙など

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

お供えする物として、果物や饅頭や羊羹などの生菓子、紋菓子や落雁などが一般的でしたが、 現在は、故人の好物や季節の果物、普段のご飯またはお供え用に売っているお菓子などを持参することが多いようです。

お供えした食べ物や飲み物は、帰る時には必ず持ち帰りましょう。

そのまま放置することで、鳥や小動物が食べ散らかして、お墓やお墓の周りが汚れてしまいます。

お供え物は墓石の上にじかに置かず、半紙などの紙の上に置くことが一般的です。

また、霊園によっては、お墓参りのお供え物はお参りの後に持ち帰るよう定められているところもあります。

掃除用具

『DRESSY』より引用
(画像=PhotoAC,『DRESSY』より引用)

墓石の拭き掃除に使用するタオルや雑巾、掃除用の水溜めにバケツ、草むしりをする場合に軍手、掃除で出たゴミを入れるゴミ袋などです。

拭き掃除ができるように、最低限タオルとバケツは持参いただくとよいでしょう。