多摩美術大学は、東京都および東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京との共催で、多摩美術大学八王子キャンパスにて、小中学生を対象とした「ネクスト・クリエイション・プログラム キッズユースオープンキャンパス 多摩美術大学」を9月29日(日)に開催する。

「キッズユースオープンキャンパス」について

「キッズユースオープンキャンパス」の目的は、子どもたち一人一人が自らの興味関心に応じた芸術文化分野への理解や経験を一層深めること。多摩美術大学教員が講師となり、学生のサポートを受けながら、キャンパス内の工房を使ってものづくりを体験し、作る・表現する・思考する楽しさを実感できるプログラムだ。

東京都と東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が今年度より実施する、「ネクスト・クリエイション・プログラム」の一環として行われる。

身近なものを通して専門的な技法を体験

多摩美術大学の八王子キャンパスで行われる「キッズユースオープンキャンパス」では、アルミ鋳造、鍛金、プロダクトデザイン、染織、ゲーム作成の5つのプログラムを実施。それぞれ身近なものを通して、専門的な技法を体験できる。

5つのプログラムは、いずれも午前の部10:30~12:00・午後の部14:00~15:30の2回、同内容を実施。参加費は無料で、参加申込はウェブサイトに設けられた申込フォームから参加申込抽選受付中だ。

5つのプログラムをチェック


「どろどろの金属で好きな形をつくろう!」では、木村剛士准教授が講師になり、発泡スチロールを彫刻し、その原型を使って専門工房にてアルミ鋳造に挑戦。

募集人数は各回16名の計32名だ。


「金属で靴べらキーホルダーをつくろう!」では、手銭吾郎教授、留守玲准教授が講師となり、あらかじめ型抜きされた真鍮を鍛金の技法を使って靴べらの形に成形する。

募集人数は各回20名の計40名だ。


「動くギフトカードでワクワクをつくる」は、尾形達准教授と一緒に、簡単なパーツで作る、おもしろく動くギフトカードを通して、身の回りのあらゆるモノに関わる「プロダクトデザイン」の楽しみを体験。