日本バナナ輸入組合は、今年4月より、バナナの様々な価値を発信し、バナナを日常の「ベースフルーツ」として提案する新プロモーション「バナナでフル活」を展開している。このたび、8月7日(水)のバナナの日にあわせ、バナナの栄養価値を再発見する情報を公開した。

「バナナでフル活」プロモーションについて

「バナナでフル活」プロモーションでは、フルーツ摂取を習慣化させるため、まずはバナナ1本の摂取をベースに考えることで習慣化を促している。

これは、厚生労働省が健康増進法に基づき食物摂取量などの目標値を定める「健康日本21」を10年ぶりに改訂し、果物は1日200gという摂取目標を掲げたことを受けたもので、20歳以上の38%が果物の1日摂取量0グラムというなかで、1本(中くらいのサイズ想定:可食部約100g、小さめサイズなら2本)で目標重量の半分を達成できる「ベースフルーツ」としてのバナナの活用を提案していくことで、「果物1日200g」の目標に向けたフルーツ摂取の習慣化を促進する活動だ。

運動をしている時に食べる果物は「バナナ」が最多

また、厚生労働省が策定した「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」の中で、成人・高齢者ともに週2~3回の「筋トレ」が推奨されている。


日本バナナ輸入組合が実施した調査によると、週に1回以上運動をする人で、運動をしている時に補給する食品として「果物」を挙げた65名のうち、8割が「バナナ」を食べていると回答。


その理由としては「すぐに食べられるから(57.7%)」「エネルギー補給のため(48.1%)」が上位となり、その手軽さと栄養パフォーマンスの高さから摂取している様子が見てとれた(※)。

そこで、今回、「バナナの日」に合わせ、管理栄養士・植草真奈美さんの協力を得て、「筋トレにあうフルーツランキング」を作成した。

「バナナ」がほぼフルスコアで1位に


「筋トレにあうフルーツランキング」では、主要フルーツ12品目における筋トレのサポートに必要な栄養素5項目(炭水化物、たんぱく質、カリウム、マグネシウム、ビタミンB群)の100gあたりの栄養素含有量を算出。含有量が多い順にポイントをつけ、総合獲得ポイントでランキング化した結果、「バナナ」がほぼフルスコアで1位となった。