既婚女性が結婚式や披露宴などのときに着ることが多い黒留袖。黒留袖を着たときの髪型ってどんなものがあるのでしょうか。今回は黒留袖に合う髪型を特集させていただきます。黒留袖を着るときの参考にしてくださいね。黒留袖にぴったりのかんざしも解説させていただきます。
黒留袖の髪型◎黒留袖とは
今回は黒留袖に合う髪型特集させていただきますが、黒留袖がどういう着物かをご存知でしょうか。
黒留袖とは、黒い留袖のことですが、背中と両胸と両袖の5つの場所に「家紋」が入っているタイプの着物を黒留袖と言っています。家紋がはいっている胸の部分には柄がなく、裾の部分にのみ模様が入っているのが特徴です。
黒留袖は、既婚女性が着用する着物で、フォーマルな着物の中では最も格式が高い着物になっています。結婚式や披露宴でも、親族が着ているのが黒留袖です。
結婚式や披露宴では、友達や同僚という立場の人は、黒留袖を着ることはマナー違反となっています。黒留袖は、ゲストをお迎えする立場の人の装いの着物です。
黒留袖に合う髪型【ショート~ボブ】
さっぱりとシンプルに
ショートのヘアスタイルの場合は、あえてシンプルな髪型と黒留袖をあわせるのもおすすめです。
ボブやミディアム、ロングのヘアスタイルのように、髪型を変えることができないので、前髪で少しアレンジをしたり、帯を華やかにして、バックスタイルが寂しいイメージになってしまわないように気をつけましょう。
帯を変更することで、30代、40代、50代の人にもぴったりのヘアスタイルです。
帯を主役に
素敵な帯を主役にするために、あえてシンプルなアップのヘアスタイルにするというのもおすすめです。帯を主役にするので30代の人にも40代、50代の人にもピッタリの髪型になります。
アップのヘアスタイルにするには、ボブやミディアム、ロングのヘアスタイルの人になりますが、帯を主役にするという髪型であれば、ショートのヘアスタイルの人でも簡単に楽しむことができます。
髪の毛をおろして
ショートやボブ、ミディアムのヘアスタイルの人で、背中の家紋が隠れない程度の髪の長さであれば、髪の毛を下すという髪型もシンプルでおすすめです。
ロングのヘアスタイルの人の場合は、背中の家紋が隠れてしまうので、ヘアスタイルをアップにした方がいいでしょう。
シンプルな髪型なので、30代の人にも40代、50代の人にもおすすめです。バックスタイルがシンプルな雰囲気になってしまうので、帯に色目があるものを選ぶと良いでしょう。
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せっかくの晴れ着なのに髪にボリュームがなくては華やかに決まりません。頭皮を健やかに保つ成分やハリ・コシ・ボリュームケアに優れた成分が配合されたharu kurokamiスカルプシャンプーでエイジングケアを。
リンス・コンディショナー不要のオールインワンシャンプーなので、30代、40代、50代の忙しい女性にぴったりです。
髪の色を明るめに
黒留袖を着るときに、ヘアスタイルも黒い毛にすると、顔が暗くなってしまうこともあります。フォーマルな席で着るのが黒留袖なので、それでも問題がないというときは構いませんが、せっかくの結婚式や披露宴なら明るくいきたいという人は、髪の毛の色を明るくしてみるのもおすすめです。
編み込みでアップの髪型の場合は、ロングのヘアスタイルの人やミディアムやボブの人がおすすめですが、髪の毛を明るい色にするのであればショートの人にもおすすめです。
ボブのスタイルですっきり
ショートやボブのヘアスタイルの人は、ヘアアレンジの仕方があまりありませんよね。そんなときには髪色を変えてみたり、前髪をアレンジするのがおすすめです。
黒留袖にあうのは、黒めの髪色に、アシンメトリーの髪型です。下の写真のように、前髪を片側だけ流すようにすると素敵なイメージにまとまります。
30代の人にも40代の人、50代の人にも簡単にできて、素敵にまとまる髪型になっています。
ショートで可愛く
ショートのヘアスタイルはあまりヘアアレンジの仕方がありませんが、前髪をアレンジしたり、イヤリングやピアスを可愛い物にすることで、可愛いヘアスタイルを楽しむことができそうです。
黒留袖の柄にあわせたピアスやイヤリングを選んでみてもいいですね。ロングやミディアム、ボブのヘアスタイルでは楽しめない楽しみかたができるのも、ショートの髪型の人の特権です。
ピアスやイヤリングで粋に
ショートのヘアスタイルのときには、ロングやミディアム、ボブのヘアスタイルのようにヘアスタイルのアレンジで楽しむことは難しいですが、ピアスやイヤリングで華やかにすることは可能です。
30代や40代の人、50代の人にもおすすめのコーディネートです。結婚式や披露宴などの華やかな席に出席するときには、素敵なアクセサリーを選びたいですね。
ショートですっきりと
ショートスタイルで髪飾りをつけないときには、清潔感が大切です。黒留袖がすっきりとみえるように、髪の毛を耳にかけるようにするなどして、全体的にすっきりとさせるとよさそうです。
前髪はアシンメトリーにしておくと、髪型をなおすときにも楽かもしれませんね。着物を着る時には、あまり多くのコスメ用品を持って歩くことができません。ヘアサロンでしっかりとスタイリングをしてもらうか、つげ櫛を隠し持っておくと、ショートのヘアスタイルの人は、スタイルを手直ししやすいですよ。
小さ目のアップスタイル
ボブやミディアムのヘアスタイルの場合は、小さ目のお団子をつくるか、ちょっとアップにするヘアスタイルで、バックスタイルをすっきりさせる髪型がおすすめです。
黒留袖の柄にあわせた、バチ型のかんざしも選ぶことができると、全体的にまとまりがでます。バチ型のかんざしの柄は、黒留袖の柄の色とあわせるだけでも統一感を出すことができますよ。
ありのままの髪型で
黒留袖の髪型には、あえてそのままの髪色で出席するというのもおすすめです。黒留袖を着るときには、髪色を黒く染める人が多いのですが、黒留袖自体が黒いので、黒い髪色はちょっと重いイメージになってしまうこともあります。
あえて明るい髪色にすることで、黒留袖が華やかに見えることもあるかもしれません。前髪をなしにしているヘアスタイルもおしゃれですよね。
ふわっとまとめて
パーマスタイルの人は、髪の毛を1つにまとめるだけでも可愛い黒留袖の髪型になることがあります。髪の毛をまとめて、かんざしや髪飾りをつけることで、華やかさや可愛らしさがさらにアップしますよ。
髪飾りやかんざしも、着物を着る時用にイロイロな種類のものが販売されているので、どんな飾りがあうのか選んでみてください。和柄のものや洋風のものを選んでみても、黒留袖にあう場合もあります。