休業支援金・給付金の手続きについて

(画像提供:sitthiphong/stock.adobe.com)

申請は、郵送とオンラインの2つの方法があります。必要書類などは共通ですのでチェックしていきましょう。

必要書類

  • 申請書
  • 支給要件確認書
  • 本人確認書類
  • 口座確認書類
  • 休業開始前賃金および休業期間中の給与を証明できるもの

本人確認書類は、運転免許証やマイナンバーカードなどの顔写真ありの書類ならいずれか1点、健康保険被保険者証や住民票記載事項証明書などの顔写真なしの書類はいずれか2点となっています。

口座確認書類には、キャッシュカードや通帳の写しなどの振込先口座を確認できる書類が必要です。スキャナーで読み取るか、スマートフォンのカメラで撮影するなどして添付書類用のデータを作成またはコピーを取りましょう。

休業前と休業中の賃金が確認できる書類とは、給与明細や賃金台帳のことです。休業前の賃金とは、休業開始前の6ヵ月間のうち任意の3ヵ月の賃金のことをいいます。

休業支援金・給付金支給要件確認書の入手方法

厚生労働省の特設ページよりダウンロードできます。

申請期間

申請手続きの締め切りは休業期間によって違いがあるので注意しましょう。

休業期間が2020年4月~9月の人は、2020年12月31日まで
休業期間が2020年10月~12月の人は、2021年3月31日まで

注意点

オンラインで申請する場合は、メールアドレスとSMSが受信できる携帯電話の番号が必要です。
*格安SIMの中には、SMSを受信できないものもあるので注意しましょう

なお休業支援金・給付金は労働者本人が申請できますが、「事業主の指示による休業であること」を確認できなければならない点に注意が必要です。申請書類は、事業主と労働者のそれぞれが記入して署名します。

事業主の協力を得られない場合には事業主記入欄が空欄でも申請できますが、その場合は都道府県の労働局が事業主に調査を行います。事業主からの回答があるまでは審査が始まらないので、支給されるまでには時間がかかると考えておきましょう。

複数の場所からアルバイト収入を受け取っている人は、申請時にまとめて申請しなければなりません。別々に申請した場合は、後から申請した分が無効になってしまいます。また、郵送での申請のみとなりオンラインでの申請はできない点にも留意してください。

休業支援金・給付金の対象となる人は早めに申請しよう

休業支援金・給付金は、雇用保険に加入していないパート・アルバイトの人も申請でき、国籍を問わず、日本国内で働く労働者なら対象となるのも特徴です。一方で新型コロナウイルスへの対応策としては一時的なものであり、締め切りが設定されています。対象となる人は、早めに申請するとよいでしょう。

提供・UpU

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