その一方、2021年には元AKB48の秋元才加がSNSで「私は女優って肩書きが正直しっくり来なくて色々フラットに考えたいと思った結果、時代の流れもあり俳優表記を事務所の方にお願いしました」と表明。事務所を通じて、各方面に自身の肩書を「俳優」表記で統一してほしいと求めたことを明かしていた。
これについて、ネット上では「本人が呼ばれたいほうを使えばいいんじゃないかと。個人的には『女優』という言葉の響きはきれいだと思う」「俳優は職業で、女優は生き方のような気がします。優れた女性歌手をディーバと呼ぶように、そこには敬意がある」「本当は『女優』『俳優』どっちを名乗ってもいいよ、っていうのが多様性のはずなのに片一方しか認めない空気あるよね」「薬師丸ひろ子さんの『Wの悲劇』の『顔はぶたないで、私、女優なんだから!』ってセリフ、俳優に置き換えると何か違うと思う」といったコメントが寄せられ、議論が巻き起こっている。
さまざまな意見を受けて、川上は「とても心強いメッセージありがとうございます!女優という響きの美しさは大切にしたいと改めて思いました!」と思いを告白した。当事者である女優・俳優だけでなく、メディア関係者らにとってもどうすべきなのかを考え続けなければいけない問題といえそうだ。