◆さらに最悪な展開に
「彼が予約したのは、グランピングではなくて、スタッフがテントを設置しただけで普通のキャンプと変わらないプランだったんです。私、そんなただのキャンプだと思っていなくて……。インドア派だからキャンプとか、お金をもらっても行きたくないのに」
もう仕方がないから、スマホで映画でも観ようと開き直ったという恵子さん。
「そしたら、電波がないんですよ! スマホの電波がない場所なんて、ほんと信じられない」
挙げ句の果てに、薄いテントだったので、夜は隣の声が丸聞こえで全く眠れなかったんだとか。恵子さんにとって、最悪の思い出になったそうです。帰宅してすぐに彼とはお別れしたんだとか。
「今度は自分と同じ、インドア派の彼を見つける」という恵子さん。彼も同じ気持ちかもしれませんね。
<取材・文/maki>