◆優雅なイメージで、おめかしして出発!

 そしていよいよ、グランピングの日。恵子さんは彼に褒められたことがある、真っ白なスカートにお気に入りのヒールサンダルを履いて行ったそうです。

「グランピングで優雅にワインを飲む姿を想像していました。リビングルームのように快適で、ベッドもあるだろうし、私は現地でのんびりできると思っていたので……。

 彼も『現地にすべて揃っているから、恵子ちゃんはきてくれるだけでいいからね』って言っていたんですよ」

 恵子さんは彼の車の助手席に座り、彼たわいの無い話をしながら現地に向かいます。