10月19日に『いちばんすきな花』(フジテレビ系、木曜よる10時~)の2話が放送された。1話では“2人組”が苦手な4人の主人公、塾講師の潮ゆくえ(多部未華子)、出版社で働く春木椿(松下洸平)、美容師の深雪夜々(今田美桜)、イラストレーターの佐藤紅葉(神尾楓珠)が各々「なぜ2人組が苦手なのか」を口にして、嫌というほど身につまされる思いに浸れた。
2話でも、登場人物の心情を察して胸が締め付けられるシーンは少なくなかった。
冒頭、ゆくえが同窓会に出席し、そこでかつての“仲良し4人組”の結婚式に自分だけ招待されていなかったことを知るシーンは切ない。同級生も変に気を使って「すごいこぢんまりやったの、結婚式」と口にするが、そのフォローは酷でしかない。傷口に余計に塩を塗り込むだけでしかなく、ゆくえが受けた精神的ダメージは相当だっただろう。
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