■オズワルド(『M-1グランプリ2021』)
畠中悠が伊藤俊介に「おまえの友達、1人くれないか」という不穏なネタで会場の空気を完全に掌握し、錦鯉・インディアンスに10点差をつけて最終決戦に進んだオズワルド。「普通にやれば優勝」という状況の中で2本目を外し、錦鯉の最年長優勝という感動ドラマの引き立て役に甘んじることになった。
■ZAZY(『R-1グランプリ2021』)
悲願の『R-1』制覇を狙うゆりやんレトリィバァを抑え、ファーストステージでトップに立ったZAZY。スタイルも完成されており、そのまま優勝まで駆け抜けると思われていたが、ファイナルステージのネタの大オチでフリップを挟んでいたクリップを外し忘れるという痛恨のミス。審査に直接的な影響があったと言い切るほどではないが、大一番の失態は本人にとっても「やらかし」以外の何物でもないだろう。
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ざっと振り返っただけでも、7組13人の「2本目でやっちまった」芸人をピックアップできた。いかがでしょうか、『アメトーーク!』さん!
(文=新越谷ノリヲ)