「2本目やらかしちゃった芸人って、けっこう集まってきてる気がするけどな」(長田)

 賞レースの決勝まで進みながら、2本目で“やらかし”てしまい優勝を逃したコンビ。長田は今回のさや香を、そう見ている。だからこそ、「会いてえな」と言うのだ。

 チョコプラもまた、他ならぬ「2本目でやっちまった」コンビである。

 2018年の『キングオブコント』(TBS系)、チョコプラにとっては4年ぶり3回目のファイナル進出であり、さらば青春の光とともに優勝候補に挙げられていた。

 6番手に登場したチョコプラは1本目に、密室に閉じ込められた松尾がモニター越しに長田から指示を受けるデスゲーム形式のネタで大爆発を起こし、500点中478点の高得点でファーストラウンドをトップ通過。1本目と2本目の合計点で優勝者を決める『キングオブコント』において、2位・わらふぢなるおとの10点差は安全圏にも思えた。

 だが、2本目に大工の棟梁が最新のMacを使いこなしているというコントで大失速。結果、ファーストラウンド3位のハナコに優勝を譲り、わらふぢにも抜かれて3位に沈んだ。

 そんなチョコプラとさや香のほかに、「2本目でやっちまった」企画が実現したら呼ばれそうな芸人を考えてみた。