◆離婚をきっかけに卵子凍結を決意
都内でOLとして働く30代前半のAさんは、一度は結婚を経験したものの、価値観の違いで離婚。恋愛活動を新たに開始した際に、卵子凍結への思いが強まったと言います。
「すぐに理想的な相手が見つかるとは思っていなかったので、離婚後から卵子凍結については視野に入れていました。けれど、金銭的な問題もあるので、一旦保留にしていたんです。ただ、実際に恋愛活動を開始すると、世間的な“女は30歳を過ぎたら婚活市場で価値がなくなる”なんていう煽り言葉にもすごく影響を受けてどんどん気持ちも追い詰められてしまって…。そんな時に『気持ちに余裕を持とう』と思って卵子凍結を決意しました」
女性が一生で排卵する卵子の数は生まれた時から決まっており、年齢とともに減少する一方で、増加することはありません。
結婚にタイムリミットはありませんが、出産にはタイムリミットがある…というのは、出産のリスクの話だけではなく、妊娠の可能性の高さからも言えるのです。
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