■ほぼ半数がファイナリスト、2組の王者
現在、お笑い界で“4大賞レース”とされているのが『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)、『キングオブコント』(TBS系)、『R-1グランプリ』(フジテレビ系)、『THE W』である。
今回の「30-1グランプリ」では、『THE W』2022年王者の天才ピアニストと21年王者のオダウエダという2組のチャンピオンが決勝に進出。17年準優勝の牧野ステテコも出場している。
さらに、『キングオブコント』からは23年準優勝のカゲヤマ、18年準優勝のわらふぢなるお、22年3位のや団をはじめとして、いぬ、滝音、ラブレターズ、ファイヤーサンダー、そいつどいつ、ななまがり、やさしいズという10組のファイナリストが参加。『M-1』ファイナリストからはトム・ブラウンも上がってきている。
さらに『R-1』からはサツマカワRPG、キンタロー。、マツモトクラブがピン芸人として参加。賞レース時代の『THE MANZAI』(フジテレビ系)で優勝経験のあるウーマンラッシュアワー・中川パラダイスとのユニット「鳥居パラダイス」として参加した鳥居みゆきとレイザーラモンRG、ななまがり・森下直人も『R-1』ファイナルを経験しており、今回の「30-1グランプリ」参加者のほぼ半数が“4大賞レース”のファイナリスト経験者ということになる。
華やかなラインナップがそろった反面、若手にとっては高い壁の立ちはだかる大会になった。
【こちらの記事も読まれています】