◆ブチギレる迷惑客に足が震えてしまい…
すると案の定、佐藤さんは烈火のごとくブチ切れました。
「すごい剣幕(けんまく)で『みんなやっているのに何で俺にだけ注意するんだ!他のやっていたヤツら全員に言ってからにしろ』と怒鳴られて、その想像以上の迫力に私は足が震えて動けなくなってしまったんです」
目を血走らせながら、明らかに正気を失った形相で力任せに怒りをぶちまける人間の持つ、独特の負のオーラみたいなものに佳純さんはただならぬ恐怖を感じたそう。
「私は幸い身近にそんな風に怒り狂うような人がいなかったので免疫がなかったのもありますが、自分めがけてそんな理不尽な怒りを放たれることがこんなにも怖いだなんて初めて知りました」