17.宝福寺
春には新緑が、秋には紅葉が訪れる人を楽しませてくれる禅寺。一般の参拝客でも座禅体験ができる穴場スポットです。事前に予約が必要なものから、予約なしで座禅体験をし、お茶菓子などをいただきながらありがたい法話が聞けるものまで揃っています。
また岡山県で2番目に古い高さおよそ18.5mの三重塔は、国指定重要文化財に認定されています。梵鐘や寳福寺文書などは県指定重要文化財に認定。さらに室町時代、少年だった雪舟がこの寺で修行を積んだという歴史もあります。
18.軽部神社
岡山県にひっそりと佇む軽部神社は、おっぱいの絵馬が奉納される一風変わった神社です。社の境内には樹齢400年にもなる「垂乳根(たらちね)の桜」があります。「垂乳根」は古代より「母」「親」にかかる枕詞。美しい花を咲かせた垂乳根の桜はそれ自体が崇拝の対象となるとともに、「母」「親」という意味が加わり、いつの頃からか夫人の乳一切の守り神乳神様として信仰されるようになったとされています。
おっぱいの形の絵馬を奉納すれば、お乳の出が良くなるとして、今も多くの人が参拝に訪れています。この絵馬は総社市にある「吉備路もてなしの館」などで購入が可能。絵馬の奉納を考えている方は、最初に絵馬を購入してから訪れてください。
19.武蔵資料館
宮本武蔵の生誕地である美作市にある資料館。宿泊施設の「武蔵の里 五輪坊」の敷地内にあり、剣豪・宮本武蔵の側面を知ることができます。館内には、武蔵自筆の「達磨頂相図(だるまちんそうず)」や自作の「瓢箪鯰図鍔(ひょうたんなまずずつば)」「頬当」「小柄」をはじめ、武蔵にちなんだ書画や刀剣、鎧などが数多く展示されています。
20.奈義町現代美術館
奈義町にある「奈義町現代美術館(通称NagiMOCA/ナギ・モカ)」は、3組のアーティストによる巨大な作品と、雄大な自然が一体となった美術館。3組のアーティストが手がけた「太陽」、「月」、「大地」の3つの展示室から構成されています。
中でもインスタグラムを賑わせているのが「太陽」。円筒の形をした建物の中は不思議な空間が広がっており、幻想的な写真が撮影できます。