◆かなりの大怪我を負っていた
病院では、横隔膜が破れて内臓の位置がずれていることが判明。すぐに手術をすることになりました。引きずっていた足は大腿骨を骨折していましたが、内臓の手術によって小さな体に負担がかかったため、内臓の回復を待ってから手術を行うことになりました。
手術後、飼い主さんは内臓に負担がかかりにくいように、獣医師から勧められた療法食を与え、経過観察。子猫の名前は、バジルに決定しました。
自宅では安心して眠ることができるように暗い寝床を作り、トイレは足に配慮した入り口が低いものをチョイス。ストレスを与えないよう、必要以上に接触しないようにも心がけました。
そうした療養生活を続けていたところ、なんと、驚くべき出来事が。バジルちゃんの自然治癒力は思っていた以上に高く、10日ほどで足の骨折が自然に完治したのです。
「動物病院の先生も驚かれていました。本当は、先生が何らかの処置をして下さっていたのでは……?と今でも思っています(笑)」