8. 井倉洞(岡山)
高梁川上流に広がる全長1,200m、高低差90mにおよぶ巨大鍾乳洞で、岡山県の指定天然記念物に指定されています。鍾乳洞の入口には、高さ240mもの石灰岩の絶壁があり、圧巻!
洞内は年間を通して15℃前後と、夏には絶好の涼スポット。3つの滝をはじめ、「銀すだれ」「水衣」「くらげ岩」などと名付けられた鑑賞ポイントも多数あります。出口付近には縁結びの神様である「阿里佐の宮」も祀られていますよ。
9. 芦津渓谷(鳥取)
岡山県と鳥取県の県境に位置している智頭町の、原生林のなかにある渓谷。鳥取市を流れる千代川の支流である北股川に発達した渓谷で、芦津から三滝ダムまでのエリアを「芦津渓谷」と呼んでいます。
美しいミズナラやスギなどの自然林の中を歩ける遊歩道があり、自然散策が楽しめます。急流や淵、滝めぐりなど変化に富んだ景観を鑑賞しつつ、涼しい中でハイキングを楽しめます。
10. 蒜山高原(岡山)
岡山県の最北端に位置し、蒜山三座山麓の標高500〜600mほどの地帯に広がる、なだらかな高原。標高の高さもあって平地よりも涼しく、周辺にはさまざまな観光スポットが点在している、西日本を代表する一大リゾート地としても知られています。
特に飼育数日本一を誇るジャージー牛が有名で、高原では放牧されている様子が見学できるほか、周辺ではソフトクリームやチーズなどの乳製品を味わうことも。高原の涼しい空気の中で、のんびりとした時間を過ごすことができます。
11. 秋芳白糸の滝(山口)
白糸の滝は、かつて山伏たちの修験場として知られていた「桂木山」の登山口に流れ落ちる滝。山を目指す前に滝で身を清めた場所とされています。透明感あふれる清流が、黒々とした岩を流れる様子は厳かで神聖な雰囲気。滝つぼに手を入れることもできるくらい近くに行けるため、かなりの涼スポットです。
駐車場は滝の近くにありますが、たどり着くまでに細く険しい山道を進む必要があります。大きな車はすれ違い困難な箇所もありますので、注意して走行しましょう。