ただ、露出が増えれば“ボロ”が出ることもある。1月20日には『ジョブチューン』(TBS系)、1月21日には『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)が、立て続けにプロ野球特集を放送。各球団のスター選手がひな壇トークに登場し、スタジオは笑いに包まれたが、その内容は見る人が見ればヒヤヒヤものだった。
「バラエティ番組に出演するのは、基本的に目立ちたがりの選手ばかり。ぶっちゃけトークを披露すれば、番組関係者や視聴者は喜びますが、相応のリスクはあります。例えば今回の『ジャンクSPORTS』では、施設や待遇に関する不満をぶっちゃける場面がありましたが、あれは組織批判以外の何物でもない。試合中にもらえる景品を面白おかしくイジったのも非常に良くありません。スポンサーの機嫌を損ねるのは絶対にご法度ですから。
また、選手の容姿を笑いのネタにする場面も見られましたが、あれは絶対にカットするべきでした。プロ野球選手は人に見られることには慣れていますが、しゃべりに関しては所詮、素人。コンプライアンス的なことについて無知な選手も多く、一歩間違えば大炎上しかねないので、番組側も強い配慮が必要だったと思います」(キー局関係者)
それでも、球団や先輩からお小言を頂戴するぐらいならまだマシ。調子に乗って披露した裏話が、トラブルのタネになる可能性さえある。
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