◆友達トラブルが多い子の特徴

甲冑メタルバンド「Allegiance Reign」のベーシストとしても本気で活動中の長谷川智也さん
甲冑メタルバンド「Allegiance Reign」のベーシストとしても本気で活動中の長谷川智也さん
 家庭教師として25年以上のキャリアを持つ長谷川さんによると、友達同士のトラブルは「学力レベルによって傾向がある」といいます。

「テストの不正や嫉妬による問題が起きやすいのは、実は上位クラスよりも、塾の真ん中のクラスの子に多い傾向があります。彼らは平均点辺りにいるので自信がなく、異常なほど点数を気にするんですね。偏差値が高くなっていくと一定の自信もついてくるので、点数に執着する子は減っていきます。トラブルが起きやすい傾向として、親御さんは覚えておくと良いかと思います」

 長谷川さんも子どもと向き合っていると、3~4年に1人くらいは、カンニングをして点数を取ろうとする子に遭遇すると言います。またそうした問題は、「性別でくくるのは乱暴かもしれませんが」と前置きした上で、女子生徒が多いのだとも話します。

「テストの不正も友達同士のトラブルも不正も、僕が25年以上見てきた中では、女子生徒のケースが多いです。親のトラブルも、パパ友同士は聞いた事がありませんが、ママ友同士の問題はとても多いです」