こんにちは、コラムニストのおおしまりえです。

ママ友
※イメージです
「仲良しの友達と成績に差が出てギクシャクしてしまった」

「中学受験を機に、ママ友がやたらとウチの子の状況を聞いてくるから怖い」

「塾で子どもが嫌がらせを受け、いじめに近いような状況があるらしい……」

 受験をテーマに語るとき、必ずと言っていいほど、子どもの友達同士や、ママ友同士のトラブルを耳にします。

 中には泥沼の様相を呈しており、「ホントに?」と疑問に思うほどのケースも。しかし、愛する子どもの将来がかかり、また結果が点数や合格・不合格という明確な基準に置き換えられる中学受験は、どうしても他人への歪んだ感情になりやすいのかもしれません。

 こうした問題にとらわれないためには、親や子どもはどこに気をつけたらよいのでしょう。前回は子どもの発するSOSのサインについて伺いましたが、今回も引き続き、“中高一貫マニア”で、これまでに約2000人を指導してきたフリーランス家庭教師の長谷川智也さんに、話を聞きました。