東日本大震災で家族全員を失い、深い贖罪の意識と喪失感に苛まれていた主人公が、職場の介護施設での出会いを通して成長していく姿を描く映画、『こわれること いきること』が現在公開中です。
高齢化社会にも光を当て、人の生き方や人生の終焉で願うこととは何かを観る者に改めて問いかける“人間の尊厳”に迫る命のヒューマンドラマに、俳優の藤田朋子さんが出演しています。
藤田さんは、主演の吉田伶香さん演じる遥の恩師で、認知症を患い、夫婦で施設に入居する由美子役を好演しています。どういう想いで本作に取り組み、由美子役を演じたのか。話を聞きました。