7日から始まったラジオの新番組『川島明 そもそもの話』(TOKYO FM)第1回のゲストにスピードワゴン・小沢一敬が登場。お笑い芸人になったきっかけや、スピードワゴン結成以前の名古屋NSC在籍中に出演した『オールザッツ漫才』(毎日放送)でスベリ倒し、西川のりおに「芸人辞めなあかん」とまで酷評されたこと、さらにはその収録現場に川島も居合わせていたことなど、さまざまなエピソードが明かされた。

 中でも2人の話に熱がこもったのは、それぞれが麒麟、スピードワゴンとして共に決勝に揃い踏みした2003年の第3回『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の話題。スピードワゴンは2年連続、麒麟は第1回に続いて2回目の決勝進出だった。

「(出順が)1番・千鳥、2番・麒麟、3番・スピードワゴンだったんだよね」(小沢)

「伝説の3スベリね」(川島)

 川島は当時のスタジオの様子を「今の『M-1グランプリ』とは重力が違う」「普通の人は立っていられない」という。当時、審査員席に座る松本人志は、まだ40歳。現在の川島と小沢より年下である。審査員席の両端には、島田紳助と中田カウスが陣取っている。そういう時代の話だ。