◆ふたりの才女のファーストインプレッションは?
漢詩の会に講師として呼ばれたのは為時だ。道長が出席しないことを確認し、まひろも同行することに。
そこで出会ったのが、同じく講師の清原元輔(大森博史)とその娘のききょう(ファーストサマーウイカ)。あの清少納言である。紫式部と清少納言の出会い。
特に、ふたりの関係がここで決するという感じではないが、ききょうが負けず嫌いなのは分かる。そして天真爛漫で空気を読まなそうなことも……。
なんとなく分かる、このふたりが仲良くならないのが。まひろも空気を読むタイプではないけれど、「私はこんなに努力しているのに、あの子は天真爛漫のままで人気者になって……」という未来が想像できる。
天真爛漫なままで人気者になるのは悪いことじゃない。じゃないけれど、なんとなくまひろの気持ちも分かる、いや、まひろが今後どういう感情を抱くかは分からないが。
ききょう(清少納言)がこれからどのぐらいの割合で描かれるかは分からないが、紫式部と清少納言、どちらのほうが友だちになれそうか、という点で観てみるのもおもしろそうだ。