【野菜の食べ過ぎ】野菜を食べ過ぎに注意
大切なビタミンやミネラルのもとになる野菜を積極的に摂ろう!
というのなら分かりますが
「野菜の食べ過ぎに気をつけましょう」
と言われると「え?」とびっくりしてしまう人も多いのではないでしょうか?
食生活はバランスが大切です。
野菜だけをたくさん食べるのではなく、脂質・タンパク質・糖質とそれぞれバランスよく食べることが一番大切。
間違ったダイエットの知識で
「脂質の少ない野菜だけ食べてたら痩せるわ」
なんて考えていると後で痛い目に遭うことにもなりかねません。
そこで、野菜を食べすぎたらどうなるのか?具体的に見ていきましょう。
【野菜の食べ過ぎ】野菜の食べ過ぎは便秘のもと
野菜に含まれる繊維質は便秘予防に最適。
特に便秘がちな女性の暮らしの強い味方でもあります。
でも野菜を食べすぎると逆に便秘になってしまうことがあるのです!
野菜に含まれる豊富な食物繊維は便秘の解消に役だつと言われていますが、食物繊維を摂りすぎるとかえって便秘が悪化し、腸内環境バランスを崩す原因になります。
腸内バランスが崩れるとさらに便秘がすすみ、負の便秘サイクルに陥ります。
食物繊維は適度にとると便のカサ増しになり、腸のぜんどう運動を促し便秘解消につながります。
ただ過剰摂取すると食物繊維は腸の中の水分を吸収し、便がカラッカラの状態に。
水分のないカラッカラの便なんて、考えただけでも固くて便秘を起こすことが分かりますよね。
また女性はサラダで野菜を摂ることが多いと思いますが、生野菜でお腹が冷えると便秘の原因になってしまいます。
【野菜の食べ過ぎ】野菜の食べ過ぎと下痢
実は食物繊維には2種類あるのをご存知ですか?
①水溶性食物繊維
②不溶性食物繊維
たくさん摂って便秘になりがちなのは②の不溶性食物繊維。
逆に①の水溶性食物繊維は下痢になりやすい性質があります。
両方をバランスよく摂ることで排便を促し、便秘も下痢も予防できるのですが、偏った食事で過剰摂取してしまうと便秘や下痢を起こしてしまいます。
下痢になる原因は水溶性食物繊維が水に溶ける性質を持っているので便が柔らかくなり便秘の解消になるのですが、摂りすぎると緩くなって下痢を起こすというわけ。
下痢はつらいですから、下痢している時は消化の良い食べ物を心がけ、食物繊維はちょっとお休みしましょう。
また、下痢の原因は生野菜でお腹が冷えるせいだという理由もあります。
下痢予防にはなるべく温野菜の方がおすすめ。下痢だけではなく女性は冷えも心配ですから、なるべく温かいものを口にしましょう。