飛行機好きならここ!

航空博物館・ヘリコプター・ソーラーカー館

1977年当時に飛行距離の世界記録を達成した人力飛行機ストークBや、太平洋戦争時代の零式艦上戦闘機いわゆるゼロ戦が展示されています。他には、南極物語で有名なタロとジロを救出したヘリコプター、戦後初の国産旅客機YS-11の量産1号機など、歴史的に大変貴重な機体が多数見られます。

航空博物館は、国立科学博物館と広沢グループが共同で運営しています。グランドオープンしたザ・ヒロサワ・シティでは、YS11を展示保存するための格納庫を建設されたとのこと。広々とした空間で間近にゆったり見学できるのもうれしいですね。

鉄道好きならここ!

レールパーク・鉄道きっぷ館・鉄道資料館・ジオラマ・ゲーム館・

D51蒸気機関車や寝台特急北斗星、新幹線が当時使用されていたままで展示されており、乗車したことがある人も初体験の人も、それぞれに楽しめる空間になっています。

実際に座席に座ったり、いまだかつて見たことがない厨房施設まで入れたりします。そうかと思うと、座席を取り払った客車内に電車関係のゲーム機が置かれ、無料で楽しめるなど遊び心満載なのもザ・ヒロサワ・シティの魅力ではないでしょうか。

花木好きならここ!

熱帯植物園・サボテン園・バナナ園・かりん園・バラ園・梅園・マンゴー園

ザ・ヒロサワ・シティでは、農業施設も充実しており、四季を通じて楽しむことができます。各温室では熱帯の植物やバナナが元気に育っています。

筆者が訪れた時には整えられた美しい梅園を楽しむことができました。春にはバラ園やバラのトンネルも楽しめそうです。季節によっては、収穫体験もあるようです。

芸術好きならここ!

石の美術館・廣澤美術館・芸術の森分館

廣澤美術館

廣澤美術館は、世界的に活躍する建築家・隈研吾氏の設計による美術館で、日本を代表する画家や陶芸家の作品が数多く展示されています。全国から集めた自然石約6,000tで建物が覆われていて外観が見えない「石が主役」の珍しい美術館。

敷地内には、芝生の庭、竹の庭、日本庭園があり、「時間とともに成熟する美術館」となっていて、時間をおいて再訪するのが楽しみになる美術館です。他にも芸術の森分館は、5つの建物があり、日本画や洋画、彫刻などが無料で見学できるミニ美術館となっています。

宿泊施設もあり

ザ・ヒロサワ・シティには、いくつかの楽しい宿泊施設もあります。車中泊ができるRVパークにキャンプ場、パークゴルフ場の近くには、3~4人で宿泊できるドームハウスもあります。

ユメノバ内には、4人用のロッジもあります。バーベキュー施設も整っているので、こういった施設を活用して宿泊するのも楽しそうです。10名からの団体予約のみですが、北斗星ユメノバにも宿泊できます。