◆初デートは「もう付き合っているかのようないい雰囲気」

 デートの当日、2人は待ち合わせをしてスーパーに行き食材を調達し、翔太さんの部屋に向かいました。

「まるでもう付き合っているかのようないい雰囲気でしたね。ちょっといきなり家に行くのはどうかな?という不安もありましたが、桃代の友達ということで、まぁ大丈夫だろうと思いました」

食いつくし系
 幸いビーフシチューは千夏さんの得意メニューだったので、圧力鍋を持参して腕を振るったそう。

「翔太さんは『おいしい、おいしい!』と大喜びで食べてくれました。そしてあっという間に平らげて、おかわりすると席を立ったので、私は食事を続けながら微笑(ほほえ)ましい気持ちで彼の後ろ姿を見守っていたんです」