5.洲本城跡
洲本市に位置する三熊山頂上に、1526年(大永6年)に築城された水軍の城・洲本城。天守は1928年(昭和3年)に築造された模擬天守ですが、日本に数例しかない、ふもとから山頂に向けて築かれた「登り石垣」をはじめ、貴重な遺構も残っています。
天守周辺からは大阪湾や洲本市街を一望でき、戦国時代に大阪湾制御の要となった理由も納得できる眺望の良さです。
無料の駐車場がいくつか用意されており、最も天守に近いのが約10台ほど駐車できる「洲本城馬屋跡駐車場」。天守までは徒歩6分ほどですが、駐車場までの道路が狭くなっているのでご注意ください。
6.たこせんべいの里
淡路市にある、おせんべいの製造直売所。たこ・いか・えびなどを使った風味豊かなおせんべいが常時40種類あまり揃い、なんとほぼ全てのおせんべいを試食できます。また工場見学コーナーでは、おせんべいの製造の様子をガラス越しに見学が可能です。
セルフで無料のコーヒーをいただける休憩コーナーもあるので、観光の合間の一休みに立ち寄るのもおすすめですよ。
7.淡路島国営明石海峡公園
淡路市の海沿いにある国営公園。花の名所として知られ、春のチューリップはじめ春夏秋冬で季節の花を鑑賞できます。温暖な気候を生かし、冬でもストックやビオラ、菜の花にクリスマスローズなど多様な花々が見られるのも魅力です。
園内は約40万㎡と広大なので、シニア旅ではあらかじめ園内のどこを見るか決めておくと良いでしょう。メインの花スポットである「ポプラの丘」や「大地の虹」エリアを訪れるならば、湾岸南駐車場に車を停めると便利です。
8.伊弉諾神宮
淡路市にある、国生みの神様である「伊弉諾尊(いざなみのみこと)」と「伊弉冉尊(いざなみのみこと)」を御祭神としてお祀りする神社。『古事記』や『日本書紀』にもその名が登場する、日本最古と言われる神社です。2021年9月に放送されたNHK『ブラタモリ』の、「淡路島〜神はナゼ淡路島を“はじまりの島”にした!?〜」でも紹介され話題を呼びました。
太陽の運行ラインと国内にある大社との位置関係を示した「陽の道しるべ」の石碑や、御神木である樹齢約900年の「夫婦(めおと)の大楠」などが見どころ。境内は約30分ほどあれば一通り見どころを巡ることができます。